世界からの祝福


天(そら)をながれる涼やかな風と
大地をながれる清かな水。
月も太陽もすべては地球より前に在った。
私達は生まれてからずっと見守られている。

暖かいまなざしも
優しい微笑みも
差し伸べられる手も
カタチは無くとも傍らにある。
声は聞こえなくとも響いている。

ただずっと、気付かなかっただけ。

風に撫でられた世界は、こんなにも涼やかだ。
そこに、風の優しさが在る。
水に撫でられた世界は、こんなにも清かだ。
そこに、水の優しさが在る。
太陽に照らされた世界は、こんなにも暖かい。
そこに、お日さまの優しさが在る。
月に照らされた世界は、こんなにも優しい。
そこに、お月さまの優しさが在る。

気付かなければ、ただそれだけのこと。

だけど気付けばそれは、世界の祝福につながる。


偉そうなこと書いてるけど、ほんとは私が一番信じたいです。
生きがいは私が自分で見つけるものだけど、
生まれた意味は教えて欲しい。
何の為に生まれたのか、
死ぬまでに何をすればいいのか、ということを。
月を眺めていてよく思います。
私は月を見てるけど、月は私を見ていない。
「月」という名前だって、人間が勝手に付けたものだし。
想いを返されない事ほど、怖い事はないんじゃないかな、と。
(勿論、想う過程で充実できれば良いけど。)

novel

 

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