月光浴


月をながめてて ふと、思うことがある
決して手で触れることの出来ない月の光
私が月をながめていれば、月が私を見ていなくても、
その光の片鱗くらいは浴びられるだろうか
返されることのない想いを抱き続けて
それでも私は望みを捨てずにいられるだろうか
暗い雲の合間から、人波の中から
姿が見えるだけで心が安らいだ
少しのことなら、笑うことが出来た
だけど、厚い雲の向こうに、人混みと壁の向こうに、
存在が感じられないのは嫌だ
手の届かない相手だってことはわかってる
姿は見えても、近くても、その距離はまやかしだとわかってる
…それでも、どうしても、手を伸ばしてしまう
何故なのだろう


マジで、誰か教えて欲しい。

novel

 

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